お灸Beauty vol.7

乾 燥 肌

秋の訪れとともに乾燥肌のお悩みを訴える人が増えてきます。

秋の訪れとともに乾燥肌のお悩みを訴える人が増えてきます。

福永先生

せんねん灸 お灸ルーム・鍼灸師
福永裕子

福永先生がお答えします

お灸はカラダ本来のめぐりを取り戻すための治療法です。そのお灸を女性の美しさの追求に生かす、それが『せんねん灸お灸ビューティ』です。治療後、患者さまの素敵な笑顔を拝見すると私も思わずニンマリ嬉しくなります。

question 1

秋の気配とともにお肌の乾燥がとても気になってきました。

秋が近づくと空気が乾燥してくるため、お肌のカサつきが気になるという声をよくききますが、お肌の乾燥は、実は夏の間にすでに始まっているのです。
夏というと湿度はしばしば 70%にもなり、私たちのカラダは汗線が開き汗をかくことで水分を発散して体温を調節します。
ところが、今、私たちの生活は、夏もエアコンに守られ室内ではほとんど汗もかくことが少なくなりました。しかし私たちのカラダは夏という季節に対応するため汗腺が開いています。
だから汗はかかなくても体内の水分は知らない間にどんどん蒸発して、お肌は乾燥状態になっているのです。そして室内から一歩外に出たりすると、汗をかくため、夏の間はなんとなくお肌はうるおっているように感じているのが、秋口になり外気が乾燥してくると急にお肌の乾燥が目立ってくるのです。

question 2

そうなんですか。秋になると目立ってくる肌あれって、実は夏の置きみやげだったんですね。

私たちのカラダは本来「気・血・水」の三つの要素がカラダをスムーズにめぐることで、生命活動を維持しています。四季を通して、気候の変化にあわせ「気・血・水」のめぐりをコントロールしてバランスが保たれているのが健康なカラダなのです。
東洋医学では乾燥肌というのは「血虚」であるととらえています。「血虚」とはカラダをうるおす「水」とエネルギーとしての栄養である「血」の不足した状態のことなのです。

乾燥肌を引きおこす「血虚」とは

  • 1「水」「血」をつくる量が少ない
    胃腸虚弱
  • 2「水」「血」を動かす力が弱い
    胃腸虚弱が進むとカラダの熱が弱くなる
  • 3「水」「血」の消耗が多い
    睡眠不足・ストレス(気の使い過ぎ)
  • 4「水」「血」の滞り
    ストレス(怒る)

などが原因としてあげられます。

question 3

乾燥肌は
血虚が原因だったのですね。

私たちのカラダを守っている「気・血・水」の「水」とはいのちを守るためのうるおいを分担しています。
この「水」に食べものからとった栄養分をプラスしたものが「血」、「水」と「血」はとても 密接な関係があります。
夏のカラダは体温調節のために大量の汗をかき、カラダからはたくさんの水分が失われます。又、夏はどうしても胃腸の働きが弱くなり充分に栄養が吸収できなくなることで、「水」と「血」が不足してきます。そのためにお肌のうるおいが失われ秋の気配とともに、乾燥肌が目立ってくるのです。

question 4

水分って大切なのですね。私は乾燥肌なのですが、実はとても冷え症で、夏でも足が冷えっぱなしです。このことって、乾燥肌と関係ありますか。

冷えやむくみも乾燥肌に大いに関係があります。
うるおいを求めていくら水分や栄養をとっても、カラダに吸収されないと、そのままカラダの中にとどこおることになります。
女性に多いむくみにはこの吸収されない水分が、血管でも細胞でもないサードスペースにたまっている状態のことです。
このサードスペースの水分はカラダを冷やし血液やリンパのめぐりも低下させるためにさらにお肌は乾燥することになるのです。

乾燥肌のトラブル改善の
ツボはどこ

乾燥肌を引きおこす原因となる「血虚」とは
カラダをうるおす「水」と、
カラダを動かすエネルギーである「血」の不足です。

そのためには
血液をつくり出す食べものを
意識してとることと
消化吸収をよくし、
体内で水分や栄養分に変えるために

胃腸の働きは欠かせません。

消化吸収を助けるツボ胃腸のツボといわれる足の太白・足三里のツボ

太白 たいはく

【 ツボのとり方 】
足の親指を曲げてできるシワのかかとよりです。

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足三里 あしさんり

【 ツボのとり方 】
ひざのお皿のすぐ下、外側のくぼみに人さし指をおき、指幅 4 本そろえて小指があたってい るところです。

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せんねん灸オフ ソフトきゅう 竹生島

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血虚を引きおこす
もうひとつの原因である
睡眠不足・ストレスのツボも大切です。

睡眠不足のツボ睡眠不足に効果のある足の太渓・照海のツボ

太渓 たいけい

【 ツボのとり方 】
内くるぶしとアキレス腱のあいだのくぼみにあります。

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照海 しょうかい

【 ツボのとり方 】
内くるぶしの真下にあり、押すと痛みを感じるくぼみにあります。

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せんねん灸の奇跡 ソフト

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ストレスのツボストレス解消のツボは手の神門・労宮のツボです。

神門 しんもん

【 ツボのとり方 】
手首の曲がりジワを小指側へなでてゆき、骨の出っぱりの手前で指が止まるところです。

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労宮 ろうきゅう

【 ツボのとり方 】
手を軽くにぎり指を折り曲げた時、中指の先が手のひらにあたるところです。

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体験レポート

松ヶ下 尚子さん
フリーのパタンナーという仕事柄、一日中アトリエの作業が多く、夏でも冷え、むくみ、乾燥肌に悩んでいます。

体験して

普段から冷え、むくみに悩まされていますが、このところ、乾燥肌が気になり、化粧水を多めにつけたりしていたのですが、長持ちするわけでもなく悩んでおりました。

今回お灸ルームで、足にお灸をしただけで顔の水分量がアップし、きめ細かくなったのと同時に頬まわりがスッキリしたことにビックリしました。

そして翌日

治療のあと、ずっとカラダがポカポカして夜もぐっすりねむれました。朝、起きた時もお肌のしっとり感はつづいています。すごいです。教えていただいたツボにお灸をつづけ、今年の秋も冬も乾燥肌にサヨナラします。
お灸で冷えも、むくみも改善してきました。

福永先生からAdvice

松ヶ下さんのお肌の水分量は治療前は 36.3%だったのが治療後は 41.5%になりました。
ただ、乾燥肌というのは「血虚」の改善なので、その原因をとりのぞくツボへのお灸をおすすめします。もともと「血虚」体質があることと、夏の間に進行した乾燥肌のケアのためにもしばらくはお灸を継続して下さい。冬の本格的な乾燥肌の備えにもなりますから。

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