お灸Beauty vol.12

マスクトラブル

今では日常生活に欠かせないマスク。
お肌は今、過酷な環境に悲鳴をあげています。

今では日常生活に欠かせないマスク。
お肌は今、過酷な環境に悲鳴をあげています。

せんねん灸 お灸ルーム・鍼灸師がお答えします

お灸はカラダ本来のめぐりを取り戻すための治療法です。そのお灸を女性の美しさの追求に生かす、それが『せんねん灸お灸ビューティ』です。治療後、患者さまの素敵な笑顔を拝見すると私も思わずニンマリ嬉しくなります。

question 1

マスク生活がつづいて いて、肌あれが目立って きたのですが?

マスクトラブルの中で最も多いのが、マスク肌あれです。

肌あれの原因 “ムレ”

女性の大半が今あげているマスク肌あれの原因はマスクの中の高温多湿の環境。
マスクをつけていると体温は、36℃であってもマスクの中は40℃にもなることもあり、湿度もぐんと高く、まさにプチサウナの状況になりがちです。
これから夏を迎え、気温があがってくるとさらに、マスク環境は悪化してきそうです。
こうしたマスクの中のプチサウナ状況がつづくと、皮膚の一番外側の角質がふやけてきて、本来のお肌を守る保湿機能が低下してきます。
その結果、マスクをはずすとマスクの中の湿気が蒸発するとともにお肌の水分まで奪ってしまうのです。

肌あれの原因 “乾燥”

さらに、これからの季節、室内は冷房がきき、乾燥しています。
その結果マスクの中は1日に何度も温度湿度の急激な変化がおこるために、お肌のバリア機能はいっそう低下、お肌の乾燥がすすむことになるのです。
そして、これからの季節、肌体温も上ってきて汗や皮脂の分泌も盛んになり、ニキビ吹出物もできやすくなります。

肌あれの原因 “摩擦”

さらに1日に何度もマスクをつけたりはずしたりのたびにおこる、マスクとお肌のマサツでお肌がくすみやすくなるなど、マスク肌あれにつながるのです。

question 2

マスクをとると、 ほうれい線が目立つと いう人が多いのですが?

マスク生活がつづいてマスクを取ると「ほうれい線が深くなった」「口角が下がった気がする」という悩みが増えています。
ほうれい線の悩みの原因で大きいのは表情筋のおとろえです。
表情筋とは、感情を相手に伝えるコミュニケーションに欠かせない頬をはじめとする顔の筋肉のこと。
目をひらく、閉じる、笑顔をつくるなど感情をあらわす筋肉の総称です。
「会話は控えめに」「大声をあげない」はコロナ対策のエチケットとしてよく耳にする毎日。
しかし、ずっと続くマスク生活で私たちはいつしか大声を出すこともなく、会話もひかえめにが、すっかり身についてきました。

その結果として

マスクの下では口を大きく開けることも少なくなって口の周囲をとりまく「口輪筋」があまり動かなくなり、ゆるんできているのです。
口輪筋というのは表情筋のひとつ。
口を開けたり、閉じたりだけでなく頬の多くの筋肉とつながっているため、口輪筋のゆるみは肌全体をひきしめるチカラの低下につながり、その結果、ほうれい線が深くなる、口角がさがってくることになるのです。

question 3

マスク生活がつづいて、 今頭痛で病院に行く人が 増えているそうですが、 マスク頭痛って?

コロナ時代の新しい生活様式としてすっかり定着したマスクで頭痛を訴える人が増えています。

マスクが引き起こす頭痛の原因1

長時間マスクをつけつづけることで、カラダには熱がこもりやすくなり、またマスクの下では湿度が高いために、ノドの渇きを感じにくくなって脱水状態や熱中症のようになることでおこる頭痛、マスクをしていることで自分のはいた息を又吸うことになり、その結果二酸化炭素を多く含んだ空気が再び肺に入り、脳が二酸化炭素過多になることでおこる頭痛もあります。

マスクが引き起こす頭痛の原因2

さらにマスクをしている時は常に耳にヒモをかけている状況がつづくため、両方の耳が固定されています。
その結果、耳の周囲や側頭部の筋肉が緊張しつづけることで血のめぐりが悪くなり、頭痛や首コリをひきおこすことにもなるのです。

question 4

マスクトラブル対策には、 まず深呼吸

マスク生活がつづいて、呼吸が浅い口呼吸になっている人が増えています。
口も鼻もマスクでおおわれていると、どうしても息が浅くなり大きく息を吸うことができない状態がつづき、それが習慣となってマスクをはずしても浅い呼吸がつづくことがカラダの不調につながっていることも多いのです。
呼吸とは鼻から大きく吸い込んだ息が全身のスミズミにまで届くことで、カラダがリラックスし、自律神経の乱れもなくなり、カラダのバランスもととのいます。
マスク生活はまだ続きそうですが、日々のくらしの中に深呼吸を意識することはマスクトラブルに有効なのです。

question 5

マスクトラブルに 欠かせないお灸の役割

飛沫感染予防のためにマスクを着用しています。意識はつねに口に集中しています。いつコロナ感染してもおかしくない断続的な緊張感と、コミュニケーション手段がパソコン、スマホに偏る生活習慣。
口を動かさなければ表情筋はこわばり、目を使えば使うほど眉間が緊張し、シワが寄ります。精神的な不安と緊張感でさらに表情がこわばります。
表情筋はこわばりますが、かえって皮膚は張りがなくなり、たるんできます。

コロナ禍が1年以上も続き、アンケートによるとイライラしやすい、怒りっぽくなったなどの回答が増えています。イライラしたり、怒ったりすることを「頭に血が上る(のぼる)」、緊張することを「気が上る」といいます。
カラダの熱が頭にかたより、反対に下半身が冷える「冷えのぼせ」になります。
「冷えのぼせ」によって、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気などの症状が起こりますが、熱中症になりやすい、これからの季節はとくに注意が必要です。

今回ご紹介するツボ「血海」

今回ご紹介するツボは、「冷えのぼせ」解消に欠かせない「血海」がポイントです。
「血海」へお灸をすえると、頭に上った「気」「血」=「熱」を引き下げ、下半身の冷え、むくみを改善します。
カラダ全体のめぐりが良くなると余分な水分の排出を促し、顔のむくみを引き締めます。
お灸をすえて、表情が柔らかくなると、気持ちもおだやかになります。
熱中症予防にもおすすめです。

マスクトラブルのツボはどこ?

「マスクトラブル」のツボでおおよその位置をさがし、そのあたりを指で軽くなでてみてください。
ツボは、血行不良をおこしているところ。
へこんでいる、皮膚がカサついている。軽く押して、軽い痛み(圧痛)を感じるところがツボです。

マスクの肌あれ・ほうれい線・首コリのツボ

気温が上昇し、湿気が多くなると熱がカラダにこもり、また、女性に起こる血流の滞り(月経にともなう
トラブル、更年期症状によって起こる皮膚の湿疹、かゆみ)におすすめ。
皮膚のむくみを改善して張りを取り戻します。

血海 けっかい

【 ツボのとり方 】
ひざのお皿の上、内側角にくすり指をおき、指幅3本そろえて、人さし指があたっているところが血海です。

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マスクの肌あれ・ほうれい線・マスク頭痛・首コリのツボ

表情筋のこわばりをやわらげます。
マスクを付け続けることによる無表情 表情筋(眼輪筋、口輪筋、咬筋、頬筋など)を動かさない こわばり▶ ほうれい線が深くなる。
表情筋は前頭筋、側頭筋など頭部の筋肉もかたくなる ▶頭痛。

偏歴 へんれき

【 ツボのとり方 】
親指を上にして手首のくぼみと肘の曲りじわの先端を結んだ線の上、手首のくぼみから指幅4本のところが偏歴です。

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ほうれい線・マスク頭痛・首コリのツボ

マスクの紐でストレスを受けている耳まわりの緊張をほぐし、首こり、肩こり、表情筋のこわばり
をゆるめ、皮膚のたるみを改善して張りを取り戻します。

天窓 てんそう

【 ツボのとり方 】
のどぼとけの高さの線と首を横に向けたとき浮き出る筋肉のきわと交わるところが天窓です。

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「胸鎖乳突筋」を見つけよう

胸鎖乳突筋の役割:頭を支える、首を曲げる、回す。
顔を左へまわすと、右首に胸鎖乳突筋が浮き上がります。
顔を右へまわすと、左首に胸鎖乳突筋が浮き上がります。
この胸鎖乳突筋の後ろのふちと、喉の高さの線が交わるところが天窓です。

天窓イメージ=

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せんねん灸 お灸ルーム・鍼灸師からAdvice

日本語の発音というのは英語やドイツ語などに比べ、半分以下しか舌や口の周囲の口輪筋を動かさずに発音できる言語なので表情筋がおとろえやすいといわれています。
その上マスク生活で大声を出さない生活がつづいて表情筋は運動不足になりがちです。
マスクの下で舌の先で口びるの内側をぐるっとなぞる舌トレを、左右交互につづける口輪筋のトレーニングで表情筋をイキイキさせるのもおすすめです。

監修:せんねん灸 お灸ルーム 鍼灸師
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